日本の政治経済の混乱理由
1971年、キッシンジャーと周恩来の機密会談の中で、「中国は、歴史的で普遍的な視野を持っているのに対して、日本はとても部族的な視野しか持ってませんね」と語った事で、その真意を探って見ます。
中国は毛沢東と周恩来により作られた共産国で、その根底はマルクス主義ですが、周恩来は日本でマルクスに触れ、フランスで本格的にマルクスを学び影響されたようで、毛沢東はロシアマルクスに影響され、それぞれマルクス主義での違いが、政権時文化大革命で、二人の政策の違いが表に現れていたようです。毛沢東がロシアに影響し文化大革命を行い、周恩来はそれを修正抑えたのです。そして、毛沢東が中国の建国の父と言われ、周恩来が中国の建国の母と言われたようです。
一方毛沢東が影響受けたロシアマルクスは、レーニン、スターリンで色濃く自由の無い共産国の色彩を表し、日本の学生運動の革マル派等に影響し、過激な学生運動と文化大革命は終りましたが、その過激な学生闘争以後、日本はマルクスを学なく成ってしまったのです。
マルクスは産業革命以後、資本主義が生産の拡大に対し、消費の拡大が追いつかずにいたことに注目研究し資本論を表し、生産物が溢れ利潤率の低下が資本主義の崩壊と、資本主義から共産主義に移行すべきと説き、実際その崩壊が世界大恐慌に至ったのです。そういう意味で、マルクス思想とは、経済から生まれた思想だと言っても過言でなく、自由を無くすロシヤマルクスに影響された文化大革命でも哲学でも無かったのです。周恩来はそのことを学んでいたのです。従ってキッシンジャーは機密会談で、中国は歴史的普遍的な視野を持っているが、日本は部族的視野しか持っていないと語ったと推定できます。
そして、機密会談で周恩来が「日本は、いま世界で途上国の経済植民地化を目指している」ことも、キッシンジャーと周恩来が共に「日本の経済発展が将来重大な事態を引き起こす」と語っていたことが、海外植民地化を目指しコストダウンによる価格競争の結果、バブル以前までは経済の拡大は続けてきたものの、バブル以後も海外拠点を積極的に目指し、国内産業空洞化にいたり、経済の衰退停滞が長年続けていることが、現在の政治経済が混乱していることて証明されているようです。